それでも世界は美しい【第111話】20巻のネタバレ・感想！

それでも世界は美しいの【第111話】を読んだのであらすじをまとめています。

20巻に収録予定です。

それでも世界は美しい【第111話20巻】の感想･ネタバレ

ニール幼少期

物心ついたころには親戚の人間だというおじと二人で住んでいたニール。

両親は流行り病で死に、酒飲みのおじに殴られ、幼いころはすべてがぼんやりしていました。

その村も襲われ、ニールは裏家業のギルドに二束三文で売られます。

[走ればころび]
[荷運びをさせれば潰れ]
[武器を持たせりゃけがをする]

役に立たないニールは、ギルドのアインが面倒を見ることになりました。

[目の赤いの]
[はじめて見て]
[きれいだなって]

アインは北世界の”赤眼”の生き残りで、身体能力が異様に高く、目が赤く、迫害の対象にもなっています。
アインは妹のセーラの病の治療費を捻出するためにギルドで働いています。

世界の輪郭

三人で暮らす中、
アインは度が入っているメガネをニールに掛けさせてみました。

[はじめて]
[世界の輪郭が]
[はっきり見えた時だった]

メガネをかけるようになって、ニールは神童と言われるようになります。

読み書きはたった1年で出来るようになり、外界の言語をマスターし、数の計算も早く、金の相場も当てました。

アインがギルド外で仕事を受けていたことが発覚します。
頭を通さないで仕事を受けたら重罪。
死刑の後に命がある保証はありません。

その話を聞いた、ニールは、アインに打たれる鞭の間に割って入ります。

[どいてっ]
[アインっ]
[やめて]

[俺がアインをそそのかしたんだ]
[効率よく稼げる方法があるからって]
[だから]
[アインは殴らないで]
[おれを殴って]

アインの代わりにニールが鞭で打たれることになりましたが、おかげでアインは命拾いしました。

[ニールなんでだ？]
[なんであの時飛び出してきた？]
[なんであんな嘘ついたんだ]
[死にかけたんだぞわかってんのか]
[お前何も関係ないのに]

[でもおれ]
[アインに死んでほしくなかったんだ]

[だってアインは]
[おれに世界を見せてくれた人だから]

家に帰ることを許されたアインとニールを待っていたのは妹のセーラだった。

[家族とか分からないけど]
[もしいたらこんな感じなのかなぁと思いながら]
[幸せな気持ちで瞳を閉じた]

別れ

世界は大国と氷の王国との戦争に巻き込まれていきます。
ゼラ平原で大国軍が大敗し、ニールの暮らす街にも戦火そこにありました。

[氷に王国に包囲されるぞ]

橋の向こうで待っている頭のところで落ち合う手はずです。

[ねえ兄さん　ずっと話してたこと]
[実行するなら今しかないって思うの]

[ニール話がある]
[お前は橋に行くな]

[王都へ出るんだ]
[お前はこんなところにいるべきじゃない]
[もっと明るいところで生きていくべきだ]

[いやだっ]
[家族だろおれたち]
[家族と離れるなんて嫌だよ]

[家族だからわかることあるわ]
[ニール]
[あなたがいつも遠くへ生きたがっていたことも]
[私たちに遠慮していたことも]

アインは
俺たちは赤目で表の社会では生きていけないと、ギルドと頭と行くことを決めていました。
王都で地盤を固めておれたちを迎えて欲しいと説得します。

[救いを求めるときは]
[必ずお前を訪ねる]
[頼む]

[ニール行って]
[その目で世界中を見てきて]
[世界を]
[味わいつくしてきて！]

[必ずだぞッ]
[必ず力になるから]
[会いに来いよッ]

大丈夫
どれだけ胸が破けても
補って余りあるほど
世界はきっと面白い
私はこれから
それを見に行く

そしてもし
この旅路のどこかで
昔の自分に出会ったら

言ってやるんだ

それでも世界は美しい、と

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それでも世界は美しい【第111話20巻】の私の感想･ネタバレ

今回はまるっとニールのお話でした。
以前、ニールが風邪をひいてしまって倒れたときに背中に火傷とムチのあとがあることにリビが気付きました。

その背中の理由がココで明かされましたね～

子供の頃からニールは目が悪かったんですね。
だから、水汲みも走ることも上手にすることが出来なかった。

そう思うと、子供の周囲の環境ってとっても大事ですよね♪

ニールにとってアインとセーラは家族。
ニールにとって陛下（リビ）はどんな存在なのかなぁ。

家族という名前は付かなくても、とてつもなく大切なものなんでしょう♪

まとめ

それでも世界は美しい【第111話】の感想･ネタバレでした。

漫画は作家さんの絵があると、楽しみが倍増します。
主人公の目線一つで心が湧きたちます。

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